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Song Title

スピカ

 

 

そこまでの僕がここまでの僕に、勝てるだろうか
先進むべきか、ここで留まるか、悩むだろうさ

追い、狂う
苦しい程
変われないよ 変われないよ
故意、狂う
狂ってみせた
変わりたいよ 変わりたいよ

冗談の降る夜には
綺麗な息、白くなるよ
待ちわびてた君の帰り
いつの日にか途切れ跡切れ

早くすれば、急かすな、と
遅くすれば、やる気無いね、と
無理も無いさ、このままじゃ
僕が僕でありゃしないよ

そっと僕のとなりで
ずっとそばに居たんだ
膝にかけた毛布
そっと手を重ねてる

追い、狂う
苦しい程
「死にたくなった」気を引く為さ
問い、狂う
答えなんて
出やしないの
僕(だれ)の所為だよ

闇雲に僕ら、進んでる今が好きなだけさ

 

夢辿り

 

遠い遠い 街の中で一人歩き

乾き枯れて ひび割れてく見ず知らずの影

 

眠い眠い 目をこすって起き上がると

広い広い 見たことのないものだらけの世界

 

恐る恐る一歩踏み出したの

どうしても怖くて足を止める

 

見上げればさんさんと

お天道様がいて

まんまるくキラキラと

眩しく照らしてる

 

歩き始める

私は行くの

遠くて長い

夢辿り

 

今はまだ手に届かなくても

いつかはきっと

私の声で

私の歌を歌うの

世界中どこだって響き渡る

他人ノセイ

 

人になすり付けてればいいんだろう? そう強がっている全人類と

誰に対し見栄張ってんだろう? さも分かんない振りしてる僕ら

世迷い言抜かしてる暇はない と言ってる暇なら多分にある

自分の背中すら見えなくなり ようやく気付く僕の所為だ

 

映画みたいなハッピーエンドを望んだ僕らの顛末にはさ

予想できやしなかった悲劇と 英雄が死ぬ資本主義世界

死にたがりの少女が見たものは 夢を否定される大人たちだ

かつての死にたがりの少女が 今や立派な夢否定論者

 

この前咲いたクロユリが枯れてしまったんだよ

 

水を飲んで物を食べて何かをして得た金で生きて

他人の所為と他人の所為と他人の所為と叫んでみろよ

そんな僕に見出す価値がどこにあるのか答えてみろよ

僕は僕を遣り切れないよ

 

目敏く変わる毎日とやらを おかずとしてごはんに散りばめて

毎朝届く新聞にくるめて 腹の中へ押し込む社会性

ぶら下げた後悔の特異さは決して唯一無二のそれでなく

そう、あなた以外の60億全員に共通する事項だ

 

この前裂いたこの気持ちが雨で濡れちゃったよ

 

自らを指す言葉を求めいつまでたっても戻ってこない

弱音を吐いてハイタッチして一周廻ってはい、元通り

気付けば一切合切無味の、無臭でしがない妄想世界だ

君は君を遣り切れるのかい?

 

先生、誰が悪いんですか

先生、何をしちゃ駄目なんですか

先生、僕が悪いんですか

先生に、宣誓すればいいんですか

 

水を飲んで物を食べて何かをして得た金で生きて

他人の所為と他人の所為と他人の所為と叫んでみろよ

そんな僕に見出す価値がどこにあるのか答えてみろよ

僕は僕を遣り切れないよ

優等生

 

 

真っ黒い空 月に照らされた

何処へ向かう 何もないけれど

ああ もういいや 全てなくなるなら

死んでもいいやって少しだけ思うんだ

 

見つめているのは

遠く先の

消えそうな今日の最後だよ

通学路飛び越えて

 

私はずっと私でいられないよ

いつかの脱ぎ捨てたスカートの折り目が歪んで

教科書に咲いた花は誰の目にも触れず

枯れてしまった 枯れてよかった

 

真っ白い雲 雨に溺れてた

どうしようかな どうもしないけれど

ああ もういいや こんな日もあるだろう

いつかなくなってしまうのなら

 

私はずっと私でいられないよ

いつかの脱ぎ捨てたスカートの折り目が歪んで

教科書に咲いた花は誰の目にも触れず

枯れてしまった

 

私がずっと私でいられたら

ローファーについたガムも

気づけやしないままだった

教科書に咲いた花は誰の目にも触れず

枯れてしまった 枯れてよかった

 

ばたばた

 

「あの人は?」いない

ばたばたと 消える

 

家の中 探す

意味の無い 言葉

 

帰らざるものを手に取っては

「掴めない」知りたくなかったな

 

映画だけ訪れるハッピーエンド

ガセだらけ 日常異常キネマ

 

「あの人は?」いない

ばたばたと 消えた

まよなかの窓

 

またいつものように夜を越えたよ

こんな辛いなら、夜なんか越えたくないな

 

ほらいつものように夜を逃したよ

こんな辛いなら、もうなんか会いたくないな

 

下手なこと言って見せてよ

下手なことで笑って見せてよ

心の中はいつも黙ってるの

俯いたままでいる

 

夜の真ん中にいる

真夜中の窓から 君に歌うよ

気づいて欲しいよ ここにいることを

 

またいつものように夜を耐えたよ

こんな辛いなら、明日なんか来なければな、と言うんだ

 

私の真ん中に居る「真逆な言葉」達

君の真ん中に居る?

私の知りたい「好き」という言葉

死に場所、夕焼け

 

くたびれたふりをして

みんな縄をくぐり抜けて

疲れてもいないのに

無理に救われてる

 

能天気の死にたがりは

バラバラと空に漂う

無垢になりたい

少年になりたい

 

耳を塞いでみる

息を止めてみる

それでも逃げ出せず

明日を消してみる

痛みも苦しみもなくなるように

 

不器用で孤独な黒や

カッとなって笑い出した赤や

たまらずふき出した黄色

淀んで飲み込めない青

 

僕は何を見たのだろう

僕は何を見たのだろう

 

生まれて初めてのその色に

その色に、耐え切れるのでしょうか

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スピカ
優等生
他人ノセイ
夢辿り
ばたばた
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